この記事にたどり着いた方は、少なくともポットキャスト自体はご存じだと思います。
一般的に欧米に比べ日本のポットキャスト認知度はまだまだ低く、ラジオの方がシェアが広いです。radikoが普及したのも大きな要因だと思います。
ポッドキャストと、ラジオとの違い。
ラジオは、ラジオ局が制作する放送をリアルタイムで受信する形式ですが、ポッドキャストは、あらかじめ録音された音声ファイルをインターネット上で配信する形式。
ポッドキャストは、リスナーが気になるテーマ、ジャンルに合わせた様々なコンテンツがあるのが魅力です。
この記事では、ポッドキャスト人口を増やすべく、利便性やコンテンツ紹介また、ラジオと比較しながら魅力を紹介していきたいと思います。
この記事を読んでポッドキャストとラジオの違いを知ることで、ポッドキャストを聴くきっかけになればと思います。
結論
ポッドキャストはラジオと別の媒体。とにかく一度試してほしい。これが本音です。
ポットキャストの魅力とは
ポットキャストとラジオの違いを知るには、ポットキャストを知るとよりわかり易いと思います。
ポットキャストの魅力は大きくは2つに分かれると思います。
- いつでもどこでも楽しめる利便性
- 様々なジャンル多様性
順番に解説していきましょう。
いつでもどこでも聴ける!ポッドキャストの利便性とは
ポッドキャストの利便性は様々なライフスタイルにあわせる事が出来る。
【拘束されない】
この1点に集約されます。
例えば、映像コンテンツや、本などはある程度まとまった時間が必要です。
しかし、ポッドキャストなら、移動中や、家事の最中、ジムで運動しながら「ながら聴き」で楽しむことができます。
場所とタイミングを選ばない。何かの合間に試聴できる。
何かの合間に試聴できる。という点ではAmazonの【オーディブル 】も良いサービスです。
ポットキャストは、忙しい現代人のライフスタイルにぴったりのコンテンツなのです。
- 好きなタイミングと場所で聴ける
- スマートフォンやパソコンで聴ける手軽さ
- 長時間のコンテンツでも、好きなペースで聴けるため疲れにくい
- 音声なので聴取中にメモができるため、学びや情報収集になる。
音声なので聴取中にメモができるため、学びや情報収集になる。
ここについては次の多様性にもつながってきます。
ニッチな情報も網羅!ポッドキャストの多様性とは
音声メディアの一番の特徴は、視覚的な情報がほとんど存在しないということです。そのため、最終的には「聴いてみないと面白いのか分からない」というのが現状です。
ですが、ポットキャストのジャンルと内容の深さは他のメディアに負けません。
魅力は伝わりにくいですが、とにかく一度試してほしい。これが本音です。
- 聴きたいトピックに合わせて、専門家の話やニュース、趣味に関する話題など、幅広いジャンルのポッドキャストが存在する
- 一般的なラジオやテレビでは扱われない、マニアックなトピックのポッドキャストも多く存在する
- 国内外を問わず、世界中のポッドキャストが聴けるため、海外の情報や文化に触れることもできる
- 専門的なトピックも多く、自分が興味のある分野に関する専門知識を学ぶことができる
低予算で制作できるポッドキャストというメディアだからこそ、より幅広く、より深いマニアックなコンテンツが生れる要因かと思います。
ポットキャストの更なる魅力を知りたい方はこちらもどうぞ
ポッドキャストとラジオの違いとは
ポッドキャストとラジオの最大の違いは
- ポッドキャストは録音された番組
- ラジオは生放送
ポッドキャストは録音なので、途中から聞けて早送りも出来ます。あくまで作品として楽しむものです。
一方ラジオは生放送。(一部アーカイブもあり)パーソナリティの魅力に左右される部位が大きいですし、一期一会なところも特徴です。
ポッドキャストの完成度という意味で、他のメディアに負けないコンテンツが数多くあります。
ポットキャストの完成度
ポットキャストには様々な番組があります。
- 英会話などの教育系
- お笑い系
- テレビ映画などのエンタメ系
- ニュース系
- 雑学系
- 歴史、本の要約
- アート系
- ビジネス系
ジャンルは本当に様々ありますが、ポットキャスト番組を専門制作している会社の完成度は群を抜いています。
以前紹介した
Wondery、ビジネス ウォーズは良い例です。
人物描写を重視したストーリーテリングと、没入感が高いストーリー。
でした。
ポッドキャストが変えるラジオの未来とは?
ポッドキャストがより普及していくと、ラジオ放送はなくなるのか?
それはないと思います。なぜならポットキャストとラジオは、同じように見えて全く違うからです。
ポッドキャストは一方通行のメディアであるのに対し、ラジオは双方向のコミュニケーションを行えるメディア。
ラジオ局はリスナーとのコミュニケーションを強化することで、より価値を高めることができると思いますし、特定の層に向けた番組も増えてくるかもしれません
もしかすると、ラジオとポッドキャストを融合した新しい形態のメディア。または映画やテレビ、そしてポットキャストも含めたメディアミックスも展開していくかもしれません。
例えば、映画製作の舞台裏をポットキャストで配信するなど面白いかも知れません。
実際、海外の映画製作会社もポットキャスト向けにコンテンツを配信しています。
映画製作会社 A24 のチャンネル
イギリスの映画メディアThe Empireのチャンネル
これらの日本語版がないのが非常に残念。
今後日本のポットキャスト人気がもっと上がれば、日本語版も出来てくるかもしれませんね
ではまた
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