レッチリのカバーした曲を調べていく企画。
まず1曲目に取り上げるのは
Higher Ground （Stevie Wonder）
原曲は １９７３年 (Innervisions収録)
カバー Red Hot Chili Peppers１９８９（Mother’s Milk収録）
原曲のリフをベースに置き換えてのカバーは、Stevie Wonderにも大うけだったみたいやな
レッチリのカバー曲 【Higher Ground】の原曲のストーリーが知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
原曲についてのストーリー
ここでは原曲についてのストーリーを。
Stevieは予感というか感じるものがあったという。
「何かが起ころうとしているのを感じ取っていた。それが何でいつ起こるかも分からないけど 何かを感じとっていた」
Stevieはこの時点で大変な成功を収めており、今後も成功し続けることが出来るのか不安があったのかもしれません。
（ここでの不安というのは地位や金銭面ではなく、もっとスピリチュアル的なもので、自分で制御することが出来ない、突然やってくる災難や不幸、または病気や死などの逃れられないもの）
そんな予感を拭い去ろうと、更なる最高地点を目指すべく Higher Ground は作詞作曲からレコーディングまで３時間でしかも全部の楽器を自分で演奏、完成させたそうです。
４日間の昏睡状態
Higher Groundが収録された「Innervisions」の発売直後１９７３年８月６日にいとこのジョン・ハリスが運転する車でトラックを追い越そうとして激突、トラックに積まれた丸太ガラスを突き破り、助手席のStevieを直撃、４日間昏睡状態になりますがその後奇跡的に生還。
一時的に味覚と嗅覚を失いますが、リハビリが功を奏し、ほぼ完全に回復しました。
精神的高みへ
「その後の数日は、精神的により良い場所にいたし、自分の人生や将来、次のハイアー・グラウンド（高み）にたどり着くためには何をすべきかを気づかされた」
「人生の二度目のチャンスだから、何かを成し遂げたり、もっと何かをしたいと思ったし、自分が生きているということに真正面から向き合うようになった」
と話しています。
交通事故の体験以降、慈善活動や平和活動に目覚め、1980年代には南アフリカのアパルトヘイト政策に反対する歌やマーティン・ルーサー・キング牧師を讃える歌を発表します。
日本の全盲の中学生との交流がきっかけで仙台市立加茂中学校を訪問し、歌ったこともあるそうです。
Higher Groundの歌詞の内容は輪廻転生の意味もふくまれるで～
レッチリのカバーHigher Ground
レッチリのカバーHigher Ground
最後の語りの部分
Stevieは知っているんだ誰も俺たちのことをひきずり下ろせないことをHigher Groundに到達するまでな！Stevie見てろよ。俺たちのファンキーサウンドでHigher Groundまで漕ぎ出していくぜ！
つまり
Stevieと同じステージまで俺たちの音楽で登っていくぜ！
という宣言ですね。
実際 彼らは現在宣言したところまで到達できているでしょう。
そんな彼らのニューアルバム『Unlimited Love』ついに発売されました。
ではまた
皆さんは音楽サブスクを利用してますか？
私はAmazon musicを利用して数カ月たちました。
もちろん１２枚目のアルバム『Unlimited Love』も試聴可能です。
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