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レッチリの【歌詞の深堀りと和訳】

レッチリ、ディラン|SubterraneanHomesick Bluesを大胆アレンジ!

レッチリの【歌詞の深堀りと和訳】
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レッチリのカバーした曲の紹介第3弾です。

陰謀論にもつながっているので、その手の話が好きな方は楽しめるかもしれません。。

Bob Dylan:Subterranean Homesick Blues

Subterranean Homesick Blues 原曲は Bob Dylan Bringing It All Back Home(1965年)収録

カバー  Red Hot Chili Peppers The Uplift Mofo Party Plan(1987年)収録

ディランの映画『ドント・ルック・バック』(1967年)のオープニングに、ディランがこの曲に合わせて紙に書かれた歌詞を投げ捨てる映像が撮影が使われています。(この時代はラジオが一般的でテレビ普及していない時代です)

この映像を使い曲のプロモーションはされてはいませんが、後にテレビでディラン本人の紹介の際、頻繁に使われミュージック・ビデオの先駆けとなりました。

アルバム『Bringing It All Back Home』としては、この作品からエレクトリック・バンドをバックにつけるようになりました。(A面はエレクトリック・バンド、B面はアコースティックを主体とした曲)

曲に関しては矢継ぎ早に言葉を繰り出す歌唱は、ラップにも影響を与えたと言われています。日本だと桑田佳祐の貧乏ブルースという曲で、ディランの歌い方を使い日本的な貧乏論?を歌っています。

Subterranean Homesick Bluesの歌詞についてSubterraneanとは地下や地下に活動する人を指しますが、ビートジェネレーションの作家ジャック・ケルアックの小説「The Subterraneans」(1953年) からとられていると言われています

レッチリの歴史

レッチリの歴史
  • 1984
    バンド結成

    ヒレルはアンソニー・キーディス、フリーとともにレッド・ホット・チリ・ペッパーズの前身となるバンドを結成。当時、別バンドと掛け持ちしていたため、ファースト・アルバムには参加できず。

  • 1985
    2枚目アルバム『Freaky Styley

    ヒレルが別バンドを辞めてレッチリに復帰

  • 1987
    3枚目アルバム『The Uplift Mofo Party Plan

    3枚目はジャック・アイアンズも復帰最初で最後のオリジナルフルメンバーによるアルバムになりました。

  • 1989
    4枚目アルバム『母乳』

    ヒレルは絵を描くのが得意で、4thアルバム『母乳』のアートワークに、ヒレルが生前に描いた絵が採用されています。

  • 1988
    ヒレルが逝去

    6月27日に亡くなる

ジャック・アイアンズはその後パールジャムに1994年から1998年まで在籍。
『Vitalogy』制作途中から加入し『No Code』『Yield』のアルバムに参加しました。

ヒレルはアンソニー、フリーの無二の親友で、当時いじめられっ子で暗い性格だったフリーに、音楽(ロック)とベースを教えたいわゆるメンター的存在でした。ここまでバンドが成長してきたのも、ヒレルが今もメンバーに心の中に存在しているだろうなと思います。まさに5人目のメンバー的存在です。

ジョン・フルシアンテとっては15歳の時に観たlive(『フリーキー・スタイリー』ヒレル復帰のあたりだと思う)に衝撃を受けギターとベース・歌詞をすべて暗記するほどのめり込んだ、ジョンにとっての憧れのギタリストの一人でした。

カバーバージョン:Subterranean Homesick Blues

原曲は Bob Dylanですがカバー曲の方はレッチリの初期らしいラップロックになっています。
この曲調べるまでBob Dylanと知りませんでした。それくらいオリジナルにしか聞こえず、アルバムに溶け込んでいます。

当時のレッチリメンバー
  • アンソニー・キーディス(VO)
  • フリー(B)
  • ヒレル・スロヴァク(G)
  • ジャック・アイアンズ(D)

1枚目はヒレル・スロヴァクとジャック・アイアンズが参加していません。

ビート・ジェネレーションとは?

ビート・ジェネレーションとは第二次世界大戦後(1940年代終盤から1960年代半ば)のアメリカ合衆国で、性の解放と自由恋愛(ゲイやバイセクシャル)ドラッグの使用反戦 軍隊や産業・政治システムの歯車になることへの反対など既存の概念からの解放を目指した若者の文化。

ヒッピー文化の元になったのがビート・ジェネレーションだと思っています。この年代の音楽や映画などのカルチャーはほとんどが影響を受けていたであろう文化です。

ボブ・ディランやニール・ヤング、ジョン・レノン、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスなどなど、名だたるミュージシャンがこのような思想を発信していく中から、ヒッピー文化が生まれてきた。

Bringing It All Back Home』の歌詞から

「You don’t need a weatherman to know which way the wind blows」

 風向きを知るのに、天気予報士は要らない

このフレーズに感化された”ウエザーマン”という名の極左テロ組織がアメリカに生まれたそうです。

組織ウエザーマンとは?

1969年にテロ活動を開始、その後国会議事堂、刑務所、マスコミ、大企業などといった体制側に爆弾を仕掛け数多くの爆破事件を起こしました。

抗議までなら良かったかも知れませんが、行き過ぎてしまったんでしょう。これは集団心理かもしれません。

実は、オバマ大統領とウェザーマンの中心人物だったビル・エアーズが、つながりがあったといわれています。

オバマの大統領の出生証明書、これが操作された文書であると主張する、証明書を公開した保健局長がハワイで原因不明の飛行機事故で死亡しており、はたしてこの飛行機事故は、単に不幸な事故なのか?

それともオバマの出生証明書が虚偽であることを知っていたため、計画されたものだったのか?ビル・エアーズとのつながり。関係あるのかないのか。

まとめ

レッチリのカバー曲『Subterranean Homesick Blues』の紹介を紹介しました。

『Subterranean Homesick Blues』の歌詞について調べていたらウエザーマン”という名の極左テロ組織にたどりついてしましました。

最近曲紹介からずれてきてますが、好きなこと好きなだけ紹介するブログなので・・・

ではまた。

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