Amazonの有料音楽サブスクの「Amazon Music Unlimited」がお手軽に利用できる【ワンデバイスプラン】について紹介します。
【ワンデバイスプラン】は、他の音楽配信サービスと比べ圧倒的に低料金で利用できるユニークなプランです。
スマホやタブレットではなく、Echo端末やFire TV端末などの中から一つの端末を選んで聴き放題になるのが特徴。
Echo端末は曲名を検索しづらい部分もありますが、リビングや限られた場所で音楽を聴く私のような方には十分なプランです。
【結論】日常的に音楽を楽しむけれど、外出時に音楽を聴かない人や複数デバイスが必要ない人にワンデバイスプランはおすすめです。
この記事では、Amazon Music Unlimitedの【ワンデバイスプラン】にするべき3つ紹介します。
デメリットやおすすめデバイスも一緒に解説するので最後まで読んでいってください。
ワンデバイスプランを他の料金プランと比較
ワンデバイスプランは、Amazon Music Unlimitedの有料プランの1つです。
月額料金が580円とお手軽な代わりに、利用できるのは1台のデバイスに限定されます。
Amazon Music Unlimitedと同じ1億曲の楽曲に制限なしでアクセスできるのが、ワンデバイスプランの特徴です。
私のおすすめポイントは勝手にシャッフル再生しない点や、聴いていたアーティストと別のアーティストの楽曲が勝手に再生されない事。
音楽サブスクは、Spotifyの無料プランやPrime Musicでも聴けるのですが、勝手にシャッフル再生されるとちょっとストレスでした・・・BGMとして聴くならいいですけどね。
さらに1時間に6回しか曲のスキップが出来ません。
なのば有料プランは値段は?
となるので、他社と比較してみます。
※学生はどこもだいたい同じですね。
ワンデバイスプラン | Amazon Music Unlimited | Prime Music | Apple Music | LINE MUSIC | Spotify | YouTube Music | |
月額料金 | 580円 | 1,080円 (Prime会員は980円) | Prime会員費600円 | 1,080円 | 980円 | 980円 | 980円 |
学生料金 | 580円 | 580円 | 580円 | 580円 | 580円 | 480円 | 480円 |
楽曲数 | 1億曲 | 1億曲 | 200万曲 | 1億曲 | 9000万曲 | 7000万曲以上 | 8,000万曲以上 |
ではワンデバイスプランをAmazon Musicの他のプランと比較します。
ワンデバイスプランと他のプランとの大きな違いは、登録できるデバイスの数です。
また機能面ではオフライン再生やAmazon Music HDに対応していません。
ワンデバイスプラン | 個人プラン | ファミリープラン | 学生プラン | |
月額料金 | 580円 | 980円 (非プライム会員1080円) | 1680円 | 580円 |
年額料金 | なし | 9800円 (プライム会員のみ) | 1万6800円 (プライム会員のみ) | なし |
登録端末数 | 1台 | 10台 | 1アカウントにつき10台 | 10台 |
同時再生数 | 一度に1台の端末 | 一度に1台の端末 | 一度に6台の端末 | 一度に1台の端末 |
オフライン再生 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
対応デバイス | Echo端末、Fire TV端末 | Amazon Music対応 のすべての端末 | Amazon Music対応のすべての端末 | Amazon Music対応のすべての端末 |
HD/Ultra HD | × | 〇 | 〇 | 〇 |
空間オーディオ | × | 〇 | 〇 | 〇 |
また、ワンデバイスプランは操作方法も大きく違います。
ワンデバイスプランはEchoやFire TV Stickシリーズ専用のプランのため、音声やリモコンで操作しながら使用します。
スマートフォンやパソコンから利用できるAmazon Music Unlimitedと使い勝手が少し異なります。
ワンデバイスプランの登録方法
ワンデバイスプランの登録は、利用する端末から申し込むことが出来ます。
スマートフォンやパソコンからは申し込むことが出来ないので気を付けてくださいね。
Echo端末で登録したい場合は、
「アレクサ、Amazon Music Unlimitedを試して(登録して)」
と話しかけてください。
Fire TV端末で登録する場合は、Fire TVの「設定」ページからAmazon Musicを開きます。
「アレクサ、Amazon Music Unlimitedをダウングレードして」と話かけます。
(月額プラン利用時のみ)
Amazon Music Unlimitedに新規で申し込む際は、30日間の無料期間がワンデバイスプランでも適用され、複数のデバイスからAmazon Music Unlimitedを試すことが出来ます。
※30日間の無料期間終了後にワンデバイスプランに変更されますよ。
他プランからワンデバイスプランに変更する方法
他プランからワンデバイスプランへの変更は、サイトやアプリからはできません。
Amazon Musicの設定ページで詳細をタップすると
ワンデバイスの内容と変更方法が書かれています。
変更方法はEcho端末やFire TV端末に『アレクサ、Amazon Musicをダウングレードして』と話かけます。
すると現在のプランが終了次第、ワンデバイスプランに変更されます。
ワンデバイスプランへの切り替えについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ワンデバイスプランにするべき3つの理由
Amazon Music Unlimitedのワンデバイスプランするべき3つの理由を紹介します。
手頃な価格でコストを節約できる
ワンデバイスプランの最大の魅力は、月額580円と低価格。
2024年1月に月額480円から100円値上げされましたが、それでも学生プランと並ぶ低料金です。
ワンデバイスプランに年間プランはありませんが、個人プランと比較して年間で2840円のコストを節約できます。
私のように音楽を1台の端末で聴く人にとって、大きな節約効果があります。
1億曲以上の楽曲にアクセスできる
ワンデバイスプランは、Amazon Music Unlimitedが持つ1億曲の楽曲へアクセスできます。
Amazon Music PrimeやSpotifyようにスキップできないといった制限もなく、好きな曲を自由に再生できます。
アーティストごとに楽曲を聴きたいアルバムをじっくり聴きたい時、通常よりも4割程度安い料金で利用できるのは大きなメリットです。
使い勝手がシンプル
Echo端末でワンデバイスプランを利用する場合、Alexaの音声操作だけでおこなえます。私がよく使うのは次のような操作です。
楽曲の検索や再生のほか、プレイリストへの追加など、Amazon Music Unlimitedのさまざまな操作を音声だけでおこなえます。
料理などの家事を行ないながら声が届く限り部屋のどこからでも、次の楽曲にスキップや直観的にアーティストを選ぶことも出来きます。
スマホやPCの操作に慣れていない年配の方でも、手軽に扱えるのがメリットです。
とは言え評判・レビューが気になる方はこちらを参考にしてください。
ワンデバイスプランの注意点
ワンデバイスプランはEcho端末やFire TV端末を利用した低価格プランである反面、いくつかのデメリットもあります。
ここでは注意点は以下の3つです。
デバイスが制限される
ワンデバイスプランを利用できるのは、1台のEcho端末またはFire TV端末です。
スマートフォンやタブレット、パソコンから利用することはできません。
もし複数のデバイスで音楽を楽しみたいと考えているかたは、個人プランに登録が必用。
また家族のそれぞれのスマホで音楽を聴く場合も注意が必要です。
ワンデバイスプランを登録できるデバイスは1台だけなので、このような場合端末ごとにワンデバイスプランを登録しなければなりません。
当然個人プランよりも割高となり、ワンデバイスプランの金額的なメリットはなくなります。
なお、ワンデバイスプランの登録デバイスを変更することは可能です(12カ月間に2回のみ)
デバイスの買い替えや買い足しした際に、ワンデバイスプランを登録しなおす必要はありません。
利用できない機能がある
ワンデバイスプランは、Amazon Music Unlimitedと同じ楽曲数がありますが、それ以外の機能については制限があります。
高音質で再生できない
たとえば、オフライン再生が出来なかったり、空間オーディオやHD、Ultra HD、空間オーディオといった高音質のサウンドにも非対応です。
空間オーディオを再生可能な「Echo Studio」でも、ワンデバイスプランで空間オーディオを再生できない点は注意が必要です。
スマホで操作ができない
ワンデバイスプランは音声操作に限られるので、スマホでは楽曲再生などの操作ができません。音声操作は手軽ですが、操作によってはストレスを感じる場面があります。
例えば、曲の名前やアーティスト名を認識してくれないことがあります。
スマホやパソコンからは操作できないので、曲名やアーティスト名から曲を検索しづらいです。
また、アレクサにイライラすることもしばしばあります。
年間プランがない
ワンデバイスプランは個人プランのように年間プランがなく1年間利用すると6960円かかります。
音質や操作性を踏まえると、割安じゃないと感じる人も多いかもしれませんが、私はもともと月額料金も安いので「こんなもんか」と納得できました。
無料体験のみ複数台使える
実はワンデバイスプランは無料期間中のみ複数デバイスで曲を聴くことができます。
これは個人プランと同じ扱いになるからです。
しかし期間が終了してしまうと、登録した端末でしか聴けなくなります。
事前に知っていないと、いきなりびっくりするかもしれません。
もし30日間試して、家族の複数の端末で利用してもよければ、ファミリープランへの登録もおすすめですよ。
ワンデバイスプラン登録におすすめのデバイス
ワンデバイスプランを利用できるEcho端末とFire TV端末の紹介の前に、いくつか注意点を解説します。
実は「Echo Input」や「Echo Plus」などすでに販売が終了しているモデルも、ワンデバイスプランを利用可能です。
ですが、EchoやFire TV端末でもワンデバイスプランを利用できないケースもあります。
以下の使い方ではワンデバイスプランは利用できないので注意しましょう。
Echo Show 5 第3世代
画面付きのタイプなので、Amazon Music以外にもPrimeビデオ、Netflix、Tver、YouTubeを楽しんだり、同じEcho端末を持ってる相手とビデオ通話をすることもできます。
また外出先から内蔵カメラにアクセスして部屋の様子を確認できるので、防犯や見守りにも使えますね。
Echo Show 5は2024年8月、第3世代に世代交代しました。
私は第2世代(1世代前)を使ってますが、基本的な使い勝手は変わらないので、Echo Show 5を検討の方はこちらが参考になると思います。
Fire TV Stick 第3世代
Fire TV Stickはテレビに繋げれば、YoutubeやTver、Primeビデオなどの動画とAmazon Musicの両方を楽しむことができます。
リモコンにはアレクサボタンとAmazon Musicボタンが付いてるので、迷うことなくワンデバイスプランに登録できます。
Echo Dot 第4世代
Echo Dot は球体でコンパクトでキュートなルックスです(笑)
Echoシリーズは、家電と繋げれば声で明かりを付けたり、テレビ・エアコンを操作することも可能です。
しかも、画面付きのEcho Show シリーズに比べ安価なので、家事で忙しいけど値段が気になる方は是非試して欲しいですね。
まとめ:ワンデバイスプランはどんな人におすすめ?
ワンデバイスプランは、低料金でAmazon Music Unlimitedの豊富なライブラリを楽しめるのが魅力と言えます。
しかし、移動中のスマホで利用できませんし、曲の細かい選択はやりずらいです。
【結論】ワンデバイスプランは日常的に音楽を楽しむけれど、外出時に音楽を聴かない人や複数デバイスが必要ない人におすすめです。
ではまた
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