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【Red hot chili peppersバンドメンバー とプロデューサー Rick Rubinとの妄想会話】They’re Red Hot

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ついに発売されました。
Red Hot Chili Peppers 12枚目のアルバム『Unlimited Love』

こちらはCD輸入版

こちらはLP版

ニューアルバムに向けて、普段聞かないようなカバー曲に焦点を当てていこうというこの企画。

今回取り上げる曲はかなり古いです。

どれくらいかというと80年以上前です。

とはいうもののここでは曲ではなくプロデューサーのRickRubinについて紹介していきます。
ちょっとだけ曲にも触れていきます。

ではまず原曲から

They’re Red Hot (1936年) Robert Johnson    The Complete Recordings 収録

Robert Johnson  1938年8月16日(27歳)に亡くなっており録音も1936年11月、テキサス州サンアントニオで16曲

1937年6月の二度目にダラスで13曲を残しているのみ。

生涯に残した録音はこの2回の合計29曲(レコーディングは59テイクのみ、さらに現存するのは42テイクだけ)

カバー  red hot chili peppers         Blood Sugar Sex Magik(1991年)収録

まず レッチリのカバーバージョンから

アルバム Blood Sugar Sex Magikは曲数も17曲と多く内容も濃い為、They’re Red Hot はある意味アルバム最後のデザート的な曲」になっていると思います。

またこの曲は野外で録音し、チャドはドラムを素手で叩いたようです。

曲自体には特筆することも正直あまりないので今作Blood Sugar Sex Magikから参加した音楽プロデューサーRickRubinの紹介を

ニューヨーク大学在学中の1984年にデフ・ジャム・レコードを設立。最初はLL・クール・Jやビースティ・ボーイズなどのヒップホップのアーティストを手掛けます。
1986年にはRun-D.M.C.とエアロスミスによるコラボ曲『ウォーク・ディス・ウェイ』をヒットさせ、今は当たり前に行われているヒップホップ、ラップとロックの融合に成功します。

1988年にデフ・ジャムを脱退(この間たった2年)、その後ロサンゼルスに移住。
新たにデフ・アメリカン(後のアメリカン・レコーディングス)を立ち上げます。

この頃からロックバンドのプロデュースを始め、スレイヤー、メタリカ、ブラックサバス、AC/DCのメタル、ハードロックや
レッチリ、スマッシング・パンプキンズなどのオルタナ系、またジョニー・キャッシュのアルバム『アメリカン・レコーディングス』シリーズ(このシリーズはかなり好き) アデルやレディーガガなどのポップス系も携わってます。

この方ふり幅がかなり広く、いろいろなジャンル、アーティストを手掛け、そして忙しい。

ルービンは音楽を意識的に作り出させるのではなく、自然な形で出来上がってくるのを待つ忍耐強さがある。
と言えばかっこいいですが、バンドとしては ほっとかれることもしばしば。

これに関しては愚痴をこぼされたりもしてます。

そしてこれは勝手な想像ですが

基本的な流れ的にはバンド側がアルバム候補の曲を用意しておき、そのうち彼がレコーディングスタジオに来る。ある程度聞いて、意見があれば言うがなければそのまま帰る。

そして何日かしたらまた聞きに来るみたいなスタイルなんでしょうね。

彼と合わなかったというアーティストもおり、ボーカル録りの際に彼は何もしてくれなかったなどという声も。
要するに自分の直観だけを信じて、興味が湧かなければそれまでみたいな。

実際レッチリもこのアルバム用に30曲ほど作り、実際収録されたのは17曲。

これも勝手な想像ですが

今回のカバー曲、They’re Red Hotに関しても

レッチリメンバー 「アルバム出来ました!聞いてください」

リックルービン  「悪くないけど、なんか足りないな」

レッチリメンバー 悩む。 何曲か好捕を上げる

リックルービン  首を縦に振らない

レッチリメンバー じゃあ もうブルースでいんじゃね。

ブルースで何をカバーする?
『They’re Red Hot』まさに俺たちred hot chili peppersの事じゃん。
外でサクッと録っちゃおう!
リックルービンに聞かせる。

リックルービン  「OK!これだよ。俺が聞きたかったのは」

レッチリメンバー これで良かったのか・・・・
リックが良いって言ってるからいいでしょ!
レコーディング終了!

こんなノリの会話が繰り広げられたかどうかは知りませんが、

とにかくそのようにして無事に完成した アルバム Blood Sugar Sex Magikでした。

少しふざけてしまいましたが

ここでThey’re Red Hotの歌詞について

ここでThey’re Red Hotの原曲をどうぞ

歌詞で何度も出てくる「Hot tamales」ですがをブックレットの訳では「赤く熟したトマト」と訳しており
薬の宣伝販売で歌われた曲、つまりCM曲と説明されていますが、

調べると
別の意味としてそのまんま「ホット・タマーレス(タマーレスとはタコスを丸めたメキシコ流のチマキ)」という料理があるそうです。

この曲がレコーディングされたテキサス州は、メキシコにも非常に近いですからその説が正しいかもです。

そして赤くて熱いチマキと言えばアレのメタファー。

そう「アレ」です。

音楽って調べていくと面白いですよね。

話は戻って新作『Unlimited Love』にもプロデューサー Rick Rubin参加してます。
前回は彼は制作に参加していないのでここも期待するところです。

今回、制作時にはどんな会話がなされたのか?

そこまで考えると面白いかもしれません

では また


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