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映画版『サユリネタバレ考察』観たら腹減ったよ・・白石晃士~かんとく~

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映画版『サユリ』大ヒットしてほしいなぁ。

原作は恥ずかしながら知りませんでした。

ですが、白石晃士監督の作品? 見るしかないという事で見てきました。

感想は一言でいうと

『言霊:言葉の力』に救われた。

でした。

そして映画鑑賞後には腹がへる・・・

ニンニクマシマシのがっつり飯が食べたくなります。

なんで・・?

と思ったら映画本編を是非見てください(笑)

入場者特典は、原作者:押切蓮介書下ろしのポストカード

もう、勢いでばあちゃん語録ステッカーも買ってしまった。

ばあちゃん語録ステッカー入場特典のポストカード

そして原作本も購入・・・

DSC_0887

押切蓮介さんは、話題になった映画「ミスミソウ」2017年の原作者でもあります。

「ミスミソウ」は胸糞展開の映画なので見る人を選ぶかもしれませんが・・・

予告貼っておきます。

この記事では映画版『サユリネタバレ考察』と作品に関するモロモロ書いていくので、ぜひ鑑賞後に読んでください。

なお、映画版『サユリ』は、事前情報は入れずに、出来れば予告も見ないで鑑賞することをおすすめします。☜ 映画見た人は同じ気持ちだと思う。

少しでも興味あるならすぐ劇場へ!

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映画版『サユリ』のあらすじ

公式サイトより引用

ストーリーは神木家は、夢のマイホームへと引っ越しから始まります。

家族は父親の昭雄、母親の正子、高校に通う長女・径子、中学3年の長男・則雄、小学5年生で怖がりの弟・。加えて別居していた祖父母の章造春枝が一緒に暮らすことになりました。

祖母、春枝は認知症が進んでおり、引っ越し早々、径子と母親の正子を間違えたり、ひたすらある一点を見つめたり叫んだり。

やがて、怪奇な出来事が神木家を襲っていきます。

弟思いの径子に暴力を振るい、翌日には父の昭雄が亡くなり、連鎖するように、祖父の章造も・・・

家では則雄の目の前で、家族が次々と怪死を遂げていきます。

追い詰められ、テーブルの下に隠れる則雄。すると、不気味な笑い声とともに、謎の少女が近づいてきます。

だが、そこに現れたのは、すっかりボケていたはずの、春枝ばあちゃんでした。


ばあちゃんは「残されたワシらに何ができる?」と言い、「いいか。ワシら二人で、さっきのアレを、地獄送りにしてやるんじゃ! 復讐じゃあ!」と雄叫びを上げるのだった。

そして残された則雄春枝二人きりの復讐が始まる。

映画版『サユリ』原作と比べて

サユリ公式サイトより引用

白石監督は以前からJホラーに対して疑問を持っていました。

アメリカの映画だと霊的なものに対し、物理的にあらがっていく物語も多い。

なのに、日本映画に1本もないんだ!

霊的なものに対し回避したり、解決(原因の究明)をするという物語では、構造的に生き生きとしたキャラクターを作るのは難しい。

キャラクタ―を掘り下げることで、物語をリアルに作りあげる白石監督は悩んでいました。

※これは実は原作者【押切蓮介】さんも感じていたことだった。

そんな時『コワすぎ!』プロデューサー田坂さんから、『サユリ』の映画化を紹介され、自分しかいないと思い企画がスタートしました。

【白石晃士】

原作を一読し、これを映画化するのは絶対自分!と、プロデューサーと共に企画を進めてはや5年。ついに映画化へこぎつけた入魂の娯楽ホラー映画です。停滞しているJホラーをブチ壊す、新時代のホラーを目指しました。恐怖と絶望とユーモアと興奮と感動を、ぜひ劇場で味わってください。刺激強めのカオス味、後味は意外と爽やかかもしれません!

                            映画.comより

また作者の【押切蓮介】さんも原作本のあとがきの中で

「邦画のホラー映画はすっきりしないことが多いです。なんでもよいので人間側がオバケに対して一矢報いる邦画作品は出ないものかと、待っていたが作られることはありませんでした」

ならば自分で書いてしまおう。

こう思い作った作品が『サユリ』なそうです。

ではこの漫画版 『サユリ』を白石晃士監督はどのように料理したのでしょうか?

ストーリー改変

私的には映画版『サユリ』の大まかなストーリーは原作の魂は変わりません。

実際に改変された部分は、サユリの引きこもりの理由や、映画の舞台の家の構造、則雄の友人の住田のシーンが追加され青春映画としての側面もあったりと様々あります。

ですが、私の印象では原作のテーマである生きる力や、言葉の力がより際立つようにキャラクターがより立つように肉付けされていったような感じです。

サユリの引きこもりの理由

映画版ではサユリの引きこもりについても、明確な理由が語られました。

サユリも引きこもりの理由が語られることで、より恨みという部分が強調されますし、春枝がサユリの家族を手にかける場面も、映画視聴者が報いを受けて当然だと思わせるだけの説得力に繋がりました。

ここら辺の理由付けは、白石晃士監督らしいなと思った所でした。

彼の作品『コワすぎ!』シリーズの工藤仁というキャラクター。

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彼は怪奇現象に対し金属バットで対抗したり、呪いに対して呪物で対抗したりと一見突拍子もないように見えますが、彼なりの考えや理由があり納得してしまいます。

「キャラクターに納得できるか?」を深く描くことで、白石監督作品ではキャラクターがすごく立ってくるんです。

マーベル映画などのヒーロー映画でも悪役は重要ですよね。

監督はこの理由付けに対して、映画ではサユリのバックボーンをしっかり描かないと、サユリがただの悪役になってしまう為と語っていました。

舞台となる家はもう一つの主人公

神木家が引っ越してくる家は、原作だと2階建てですが、映画版だと3階建て。

さらにリビングが吹き抜けになっています。

映画の前半のJホラーパートでは、家の構造を生かしたシーンが印象的です→というかトラウマになる?(笑)

脚本作成の時から監督がこだわって探していたロケ地。

ロケ場所が見つからず、セットを組む予算もない為、撮影が近づくにつれ無理かと思った時、ギリギリで見つかったそうです。

もし、見つからなかった場合は君の最後は違うものになっていました。

映画内では凄惨なシーンですが、現場では君の人形を、君役の猪股 怜生君と監督が一緒にセッティングしていたという和やかな現場だったそうです。

【映画版】春枝:ばあちゃんのモデルはジャニス・ジョプリン

そして、なんといってもこの映画のバイプレーヤーは、ばあちゃん役(春枝) の根岸季衣さん。

春枝も原作よりかなり肉付けされ、より映画的にアレンジされていました。

覚醒後のレゲエ調の髪型に、サイケな服装、あらかさまにロックを聴く。

そして太極拳

私はこの設定と春枝の放つ言葉に、いちいちやられてしまいました。

このファンキーな祖母を演じているのが、根岸季衣さん。

前半の家族との会話も成り立たない認知症の老婆(脇役)から、一転して則雄と物語の中心へ躍り出ていく。

根岸季衣さんが春枝を演じるにあたって、モデルにしたのがジャニス・ジョプリンと舞台あいさつで語っていました。

ジャニス・ジョプリンは1960年にデビューし、ブルース、ソウルをルーツに、強烈な感情表現が特徴のアーティストでした。

こちらのアルバムは1970年のラストアルバムPearl

根岸季衣さんはこのジャケのジャニス・ジョプリンを参考にしたのかなぁ~と。

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ジャニス・ジョプリンの生き方もまさに破天荒でした。

1970年10月に『Pearl』のレコーディングに彼女が姿を見せなかった為、彼女が滞在していた「ランドマーク・モーター・ホテル」105号室を尋ねたところ、ベッド横の床に倒れているところを発見されました。27歳没。死因はドラックでした。

映画とは関係ないですが、彼女の歌声は唯一無二で、魂を削るかのよう歌声。

魂で歌っている感じ好きですね~

この 『Summertime 』を聴いた時は、まさに頭をバールで叩かれたかのような衝撃でした。

映画に戻ると・・

春枝は悪霊サユリの前でも豪快に鍋を食べ、「生きている者の生命力の強さこそが、死んだ霊に対抗できる」と説き、霊を笑い飛ばす生きる者の生きる力を武器に、霊だろうが人間だろうが同じ土俵に上らせるんじゃ!というのが非常に痛快!

セリフが言霊として、見ているこちら側にもガンガン響いてきました。

今後、根岸季衣さんが春枝のような役が増えてしまうのでは・・(笑)

助監督の苦労:撮影の裏話

サユリが壁からにゅ~と顔を出すシーン。(ポスターにもえがかれている)

このシーンは壁のかなり下の方に手が出ているのに、やたら上から顔を出しており不気味さが際立ちます。

ですが、実はもう一つ不自然なところがあります。

実は、

1⃣手の部分は太った方のサユリ

2⃣顔は少女のサユリ

になっているんです。

この違和感に気付いた人少ないのではないでしょうか?

私自身も後で確認したいシーンです。

更にこのシーン、実は少女を助監督が肩車して撮影しているそうです。

最初は台に乗っていたのですが、ニュアンスが出なくて肩車になったようです。

必死に肩車をしている助監督さんの姿を想像すると、もう一度見たくなってしまいます(笑)

作品のテーマ:人間力

ホラー通信より出典

原作でも映画でも『サユリ』のテーマは人間力という事に異論のある方は少ないでしょう。

加えて劇中のセリフは言霊となり、登場人物の人間力に変換されていくんです。

ですが、なかには劇中のあのセリフや、太極拳など映画オリジナル要素に原作を知っている方には????という方もいたかもしれません。

これについては監督がエピソードと共に解説しています。

※以下は監督のインタビューと、あくまでも私の考え方です。

白石監督のあのセリフは、まさかの体験談だった

映画版には強力な言葉が出てきます。

「元気はつらつ!お○○○○○○○!」

に面食らい、上がっていたテンションが一気に冷めてしまった。

レビューの中にはこのような声もあります。

これに対し監督は

脚本段階で監督、プロデューサーの田坂さん共同脚本の安里さんの3人でこのセリフの必然性についてはよく話し合ったそうです。

セリフの必要性や言う意味など議論して残すことに決めたそうです。

ちなみに、最初の段階で共同脚本の安里麻里さんは絶賛だったようです。

そして、なんとこのセリフが白石監督の実体験から生まれた言葉だったことが判明。

監督が小学6年くらいの時、遊んでいるとある女子生徒から

元気はつらつ!お○○○○○○○!ってどういう意味?」

と聞かれたそう。

それに対し少年白石監督は「知らないけど・・」

と照れてごまかしました。

ですがインパクトがありすぎたのでこの言葉が頭にずっと残っていたそうです。

何年かして高校の生徒会に入っていた時、友達から金縛りに会うという相談を受けました。

そこで「元気はつらつ!お○○○○○○○!」

とぶつけたら霊も退散してしまうのではと、思い付きこの言葉を言ってみてと伝えたそう。

その後、友達は金縛りにあわなくなったという事です。

また、「霊的な存在=めっちゃシリアスな存在」に対抗するには、人間も引いてしまうくらいの馬鹿げた言葉くらいがちょうどいいのではと監督もおっしゃっていました。

もし劇中でこの言葉にひいてしまうと、一気に嫌いな作品になる可能性もあるかもしれませんが、監督のエピソードを知ると、「元気はつらつ!お○○○○○○○!」の響き方が違ってくるかもしれません(笑)

前半のJホラーの雰囲気を壊す要素として、この言葉が重要なフックになっていることは間違いないです。

なぜ太極拳?

映画オリジナルの設定:春枝の太極拳。

なぜ、太極拳と思った方もいるかもしれません。

映画のビジュアル的にも映えるという点もありますが、調べると太極拳には『形神合一』という考えがあるようです。

形神合一』とは

「形神合一」という概念があることで説明できる。「形」即ち「身体」と「神」即ち「精神」が合一であるという整体観が基礎になっている。

                         J-STAGE 日本東洋医学雑誌より引用

要約すると表面に現れている事(身体)は精神と同じという意味です。

身体の強さには食事と睡眠が必要ですが、身体が強いという事は精神も強い=実体がないサユリに負けないというロジックになります。

映画内で、精神:身体の強さを表す存在としての太極拳には私は納得できました。

また、「体を動かすことは運を動かすこと」というセリフがありましたが、

運動=体を動かすことは運を動かすこと

行動することは命を濃くすることにもなります。

「やる気がでてから行動するのではなく、行動するからやる気が出るんじゃ!」

人間の三大欲求は生命力に繋がる

あのセリフに、監督の実体験だったことには驚きました。

映画では命を濃く→生命力を強くすること=人間の三大欲求:生きる力

と繋がっていきます。

人間の三大欲求=生きる力

  1. 食欲
  2. 睡眠欲
  3. 性欲

命を濃く』というセリフは映画で何度も語られます。

食欲、睡眠欲は春枝から。

性欲は、則雄住田に対しての思いとして叫ばれます。

サユリにとって、性欲は汚らわしい不必要なものでした。

だからこそサユリ対してに「元気はつらつ!お○○○○○○○!」という言葉が効力を発揮したのかもしれません。

白石監督の作家性

Wikipediaより出典

この作品ではじめて白石晃士監督の名前を知る方もいるかもしれません。

そんな方に向けて監督を紹介させてください。

白石監督作品と作家性

白石晃士監督の代名詞と言えばモキュメンタリー作品です。

モキュメンタリーとはフィクション(作り物)をドキュメンタリー映像(本物)のように撮った作品で代表的なものに「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」があります。

白石晃士監督作品だと『ノロイ』や『オカルト』『ある優しき殺人者の記録』『 コワすぎ!』などがあります。

監督のモキュメンタリーが面白いのは、現実的にありそうな設定を使って、非現実的を描くのではなく、荒唐無稽な設定を「これはドキュメンタリーです!」と力技で見る側に納得させていくところ。

一見、力業に見えそうですが、登場人物のリアルな設定や、どこかで見たことありそうな場所を使いあたかも本物(現実)と錯覚させて物語に入り込ませていく。

そんな面白さがあります。

俳優さんも一般にはあまり知られていない方を起用したり、逆に世間に知られた俳優さんを起用するときは、本人として出演してもらうことでリアル感が増したり。

荒唐無稽とも言えるストーリーでも、見る側は次第にフィクションの中に入り込んでいく。

一流のストーリーテラーなんです。

また、監督は自身の作品を青春映画と言っています。

監督の全作品を見てはいませんが、『 コワすぎ!』も工藤と市川の青春映画ともいえるでしょうし、『サユリ』も則雄住田の青春日記と言えるかもしれません。

バット=暴力の象徴

監督の作品には暴力の象徴としてバットが出てきます。(今作ではバールも登場)

物騒な話ですが、『なぜナイフではなくバットを使うのか?』

の問いについて監督はナイフでもいいんだけど、バットは暴力を振るう側の感覚も見ている側に伝わるからとおっしゃっていました。

また白石晃士監督は以前から暴力映画を撮りたいとも言ってましたね。

霊体ミミズ

そして出ました。今作にも霊体ミミズが!

映画の最後で則雄サユリに取り込まれた住田を救う為、サユリの中に手を入れると触手(まるでナウシカのオウム)の隙間から住田が見え必死に手を伸ばす則雄

この触手は監督の作品ではファンからは霊体ミミズと呼ばれています。

白石監督に馴染みのない方は霊体ミミズに対して???という方も居るかいるかもしれません。

監督の中の霊体ミミズを登場させる意味としては、霊や悪霊などが弱まった時、霊の最小単位として登場させるそうです。

また、白石監督のイメージとしてナウシカのオウムや、もののけ姫の祟り神があるそうです。

しっかり宮崎 駿作品も好きな白石監督でした。

サユリのテーマ

この世にはものすごく残酷で悲しいことが起きる一方で、くだらないことで笑ったり、ものすごい希望が同時に存在します。

監督の中では以前からプラスとマイナスの二つの要素を、一つの作品の中に描きたいという思いがあるそうです。

サユリ』も前半の絶望と後半の希望が対照的に、しかし一つの連なったものとして描かれます。

ちょっと違うけど、昔読んだビートたけしさんの本の中で、この世は振り子のようなもので、良い事を行なえば必ず同じくらいの良いことが起きる。悪いことをすれば同じように返ってくる。

そのタイミングはすぐではないけど必ず来ると語っていたことを思い出しました。

サユリ』という作品がホラー映画で、ものすごい悲しい出来事があるのに、見終わったらすっきりし、生きる希望に満ちて劇場を後に出来たのは、最後の則雄と住田の未来への希望があったからに他ならないです。

映画製作は金がかかる

今まで伝えてきたように、白石監督はエンターテインメントが根っからの好きな方なんです。

制作側であると同時に、根っからの映画好きなんだと思います。

海外の作品もよく見られているようです。

ですが、海外作品に比べ日本は予算が少ないと嘆いていました。

白石監督自身のYouTubeの中で、少し前に話題になった Netflix呪詛 女神の継承を見て、「同じ予算を使えるなら絶対これより面白く出来ます」と力説していました。

白石監督は低予算の作品から、今回のようなメジャーな作品まで様々作られています。

脚本の段階から予算を考えストーリーも決めていく。

それは白石監督の意地でもあり現実でもある。

予算が決まっているからこそ、予算のなかでより怖い作品より面白い作品を。

そこからモキュメンタリー作品やホラー映画というジャンルに行きつき強烈な個性が生まれたついたのではと思っています。

白石監督の新しいプロジェクト

白石監督の進めているプロジェクトに『彼岸の家』という作品があります。

ストーリー

豪華な日本家屋に住む葵三姉妹。ある晩、長女の琴子が闇に蠢く気配を感じ目を覚ますと、闇から飛んできた釘に右目を貫かれてしまう。しかし、妹たちが確認しても釘も目の傷も消え、流血だけが残っていた。恐ろしい超常現象を目の当たりにした三姉妹がお祓いを依頼したのは拝み屋・勅使河原陣と助手の鈴木諒庵(37)だった。勅使河原は「先祖にかけられた呪いが葵一族を滅ぼそうとしている」と告げ、お祓いを開始する。しかし、そのお祓いの儀式は葵三姉妹の26年に及ぶ地獄の復讐劇の始まりに過ぎなかった…

 「彼岸の家」を世界へ!海外映画祭参加支援プロジェクトより

この作品は海外映画祭に参加ありきでスタートしています。

彼岸の家』は映画プロデューサー:古山知美さんと共に企画を立ち上げ国際映画祭に出典。

国際映画祭の企画マーケットでは、脚本が完成する前からメンターの指導を受けて作品をブラッシュアップし、映画祭が完成までサポートします。さらに、プレゼンテーションを通じて製作会社や配給会社から出資や助成金を募り、予算規模を拡大する機会があり、これにより作品の質向上や制作環境の改善が期待されます。

だそうです。

こちらは主人公の一人葵 琴子役:河野 知美さんのポスト。

白石監督のファンである私も微力ながら支援させていただきました。

もし興味がありましたらこちらのページをご覧ください。

まとめ:見終わったら猛烈には腹がへる!

生きるにはエネルギーがいる。

エネルギー=食事

『サユリ』を見終わるとお腹が空きます。

多分、『生きたい』と体が強く思うのでしょう(笑)

ホラー映画みて腹が減るって何?

と思うかもしれませんがこれホントなんです。

原作を知っている方の中には、映画版に納得いかない部分もあるかもしれませんが、原作とまた別の作品としてみていただけると嬉しいです。

そして、原作も読んだことない方は予告も見ないで劇場へ行ってほしい。

追伸

白石監督の過去作をプライムビデオで見ようとしたら、ほとんどレンタルなんですよね。

で、U-NEXTだと無料で見れる作品が多かった。

しばらくプライムビデオで我慢していたんだけど、短期でU-NEXT加入しようかなと思っちゃいました。

U-NEXTでラインナップを見てみる。
U-NEXTは初回31日間無料

ちなみに白石監督の傑作と言われるノロイは、U-NEXTはもちろんどこでも配信されていません。

見るにはレンタルするか購入しかないんですね。

というわけでこちらも紹介。

白石監督の『ノロイ』を宅配レンタルするなら

ではまた

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