どら焼きと聞いて今回紹介するどら焼きは一般的なものとちょっと違います。なんと形が巻きずしのように巻いてあるんです。しかも一か月に3日日間しか販売していません。
創業から300年も続く老舗和菓子屋 笹屋伊織さんが出しているこのどら焼きの特徴は?
普通に想像するどら焼きは、形がお寺の「銅鑼」に似ていることから 名前が付けられたのに対し、笹屋伊織のどら焼きは「銅鑼」の上で焼いたことから どら焼きと名付けられたそうです。
今回はそんなどら焼きをお取り寄せしてみたのでご紹介したいと思います。
まずは商品の説明動画です。
それでは詳しくご紹介していきます。
笹屋伊織の創業
1716年。徳川吉宗が八代目将軍 ☜暴れん坊将軍 に就任した年。
伊勢の城下町で御菓子司をしていた初代が、京へと呼び寄せられたことが始まりです。
以来、300余年の歴史をほこります。
その歴史は?
笹屋伊織五代目当主が、京都の東寺のお坊さんより副食となるお菓子を依頼され、お寺でも作れるようにと「銅鑼」の上で焼く事を思いついたそうです。
作り方は
「銅鑼」の上で薄皮を何回も焼き重ねて、こし餡を乗せ巻いて竹の皮で巻く。
ちなみにお坊さんが食べるので卵は入りません。
このお菓子はたちまち町中の話題となりましたが、作るのに手間がかかる為に
1カ月に一度弘法大師の月命日の21日だけの販売とし、東寺のご参拝のお土産として販売することに。
現代では販売期間を
毎月 20・21・22日の3日間となっています。
ぱっと目はお祭りの屋台で売っている薄焼きのお好み焼きのようです。
肝心のお味は?
決して派手さはないですが、
絶妙な餡の甘さ
生地のもちもち感
が何とも言えず癖になるおいしさでした。
せっかくなので、久しぶりに日本茶を急須でいれて、一緒にいただきました。
皆さんも普段忙しく過ごしていると思います。
自分もそうですがこの時ばかりは、少し落ち着いて座って 笹屋伊織のどら焼きを食べながら、この和菓子の歴史に思いをはせる。
何とも贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
興味がわいたらぜひ調べてみてください。
店のサイトはこちらからどうぞ

少しでも興味持ったら、是非一度食べてみてもらいたいと思います。
もう少しで夏、お中元にもいいかもしれません
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ではまた
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