「イマーシブ・フォート東京」がオープンして一か月。
オープン当初はテレビやYoutubeなどで大きく取り上げられ、興味を持たれた方も多いと思います。
とは言え入場料は、他のテーマパークとしては高い印象。
また、ネタバレ防止の為、公式サイト情報も限られています。
入場料が高い、情報があまりないなど、迷われている方も多いと思います。
私は先日「イマーシブ・フォート東京」を体験してきました。
全部のアトラクションは体験できませんでしたが、レビューや感想、アトラクション以外でも気付いた点などお伝えしたいと思います。
この記事では、わりと陰キャ、インドア派の私が「イマーシブ・フォート東京」の売り文句、圧倒的没入感を感じることができたかお伝えしたいと思います(笑)
結論は 陰キャでも一度体験しても損はなし。
※あくまで私の個人的意見です。
「イマーシブ・フォート東京」を楽しめるのはこんな人
- 考察が好き、伏線回収が好き
- 舞台や実写映画などが好き
- アニメゲーム好きな中二病な大人
- 初対面の人とでも盛り上がれる人
その理由をお伝えしたいと思います。迷われている方は是非参考にしてください。
「イマーシブ・フォート東京」は、ネズミの東京テーマパークとは違い、室内なので天気に左右れないのも良かったです。
チケット料金
「イマーシブ・フォート東京」の料金は、基本の1dayパスに別途体験パスをプラスするスタイルです。
1dayパスの料金は
1dayパスで体験できるアトラクションは
- 第五人格 イマーシブ・チェイス
- 【推しの子】イマーシブ・ラリー
- スパイ・アクション!
- ジャック・ザ・リッパー
- パーティ・フェスタ!
- イマーシブ・ストーリーズ
- ザ・キャバレー
- 「フォルテヴィータ事件簿」4月26日よりスタート
別途体験パスの料金は
やはり「イマーシブ・フォート東京」の目玉はザ・シャーロックなどの別途体験アトラクション。
はじめから別途体験アトラクションを含めた金額で考えた方が良いと思います。
ですが、4月26日よりスタートの新アトラクション「フォルテヴィータ事件簿」はイマーシブ・フォート東京の館内全体で繰り広げられる、エリア面積最大スケールのイマーシブシアター体験との事。
「フォルテヴィータ事件簿」のクオリティ次第では、今後1dayパスのみで十分満足するかも知れません。
アトラクション体験レビュー
私が実際体験したのは
- ザ・シャーロック
- ジャック・ザ・リッパ―
- イマーシブ・ストーリーズ
- 【推しの子】 イマーシブ・ラリー
- パーティ・フェスタ!
順番に感想をお伝えしたいと思います。
ザ・シャーロック(体験時間90分)
シャーロックホームズのアトラクションは一言で表すと演劇の体験。
イメージは、演劇のステージに入り込み同じ時間軸の様々なストリーを間近で見ることができるという感じでした。
BARエリアで待っていると開園時間になり、いくつかの注意点が説明されました。
BARエリアではカクテル(ノンアルorアルコール)を楽しむこともできます。
種類は3つ。商品名は忘れましたが、ラムベースの青いカクテルと、ウィスキーベースのカクテルとピンクのハート形の容器のドリンク(各1,300円前後)写真忘れた・・・残念。
アトラクション中はバンダナを口に巻きます。
バンダナは観客を区別するためだと思いますが、歩き回るとズレて落ちそのたびに直すのはちょっと億劫でした。
バンダナを見るとあの歩き回ったことを思い出す・・・
物語がスタートすると、登場人物についていくのですが、これが割と早い。
また舞台(会場)は階段も多く年配の方や妊婦の方にはしんどいと思いました。
※服装は身軽に、荷物もロッカーに入れておくこと必須。(私は荷物預けず後悔・・・)
疲れてベンチに座っていると話しかけられたり、メインキャラクターが目の前に現れたりと飽きさせない工夫がされているようです。
さらに、ザ・シャーロックの登場人物はなんと48キャラクターもおり、なかにはモブキャラのような人物も多数おり、モブキャラでも話しかけてきたりもするそうです。
あくまでも私の感想ですが、物語自体は面白く時間を忘れる事が出来ました。
舞台にはシャーロックホームズの部屋や酒場、その他の登場人物の部屋など様々あります。
ストーリーが進むにつれ解放される場所や、この部屋は何?という場所もあり、別のタイミングでここでどんな物語があったのか気になる場所もありました。
これはもう一度体験しても良いかなと思う点でした。
個人的な意見ですが、アトラクションを体験するまで登場人物の説明もほとんどない為、キャラクターを覚えることも必要になります。
ネタバレしない程度にキャラクター相関図や、地図があれば親切かなと思いました。
次回は身軽になって参加したい。
「ジャック・ザ・リッパ―」 (体験時間約10分)
ジャック・ザ・リッパ―は、一言でいうと切り裂きジャックを題材にしたお化け屋敷。
これが割と面白くて唯一2回体験したアトラクション。
1本のロープを6~7人で握って進んでいくのですが、いきなり大音量などで驚かされるジャンプスケア的な要素も多く楽しめました。
またスタートするまでの雰囲気作りも上手く、待機場所のbarの雰囲気、スタート前の切り裂きジャックに襲われる映像は物語に入り込むのに十分でした。
そして、他の参加者の方の悲鳴がアトラクション内からずっと聞こえてきていて、気分を盛り上げてくれました。
追記 photoスポットが出来たらしい。
※アトラクション冒頭の映像には人によってはグロいと思うシーンもあるので、苦手な方は多少の覚悟をして行った方が良いかも知れません。
「イマーシブ・ストーリーズ」(体験時間15分)
イマーシブ・ストーリーズは、一言でいうと「ヘンゼルとグレーテル」の物語を二つの視点で観る大きな動く絵本。
魔女視点とヘンゼルとグレーテルの視点、どちらかのサイドに分かれて体験できるというアトラクション。
セットと映像を組み合わせて物語が進んでいきます。
時間の都合で、私と友人どちらも体験したのは魔女側のみでした。
裏の魔女側のストーリーは悲しい物語でした。
友人知人と別ルートで入り、別の視点からの感想を語り合うのも面白いかも知れません。
【推しの子】 イマーシブ・ラリー(体験時間ライブは約15分)
【推しの子】のアイドルユニット【B小町】が、架空のヨーロッパの町でライブを成功させるべく謎を解くというアトラクション。
ちょっとした謎解きとライブを楽しむのですが、ライブ会場はかなり盛り上がっていました。
ライブには【推しの子】に登場する大人気YouTuber・ぴえヨンがリアルに登場。
【推しの子】に、はまった方なら楽しめると思います。
その他アトラクションの口コミ
ここからは私が体験した以外のアトラクションの口コミなど紹介します。
「イマーシブ・フォート東京」に興味のある方は是非参考にしてみてください。
東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ(体験時間105分)
東京リベンジャーズを題材にしたアトラクション。
ネタバレ禁止なので具体的な情報がありませんが、以下の事がわかりました。
特に原作を知らなくても楽しめるのはポイントが大きいです。
公式サイトによるストーリーは
東京卍會(東卍)の暴走に起因する橘日向の死を阻止するために花垣武道(タケミチ)がタイムリープしてきた2005年のお台場雑居ビル。
それは今まさに、あなたたちがいる、このイベント会場だった!
迫りくる火災、東卍を壊滅させようと画策する不良勢力…。
数々の困難に立ち向かい、乗り越え、自らと東卍メンバーの命をあなたは救うことができるのか…?!
これは、謎解きでも演劇でもない、いまだかつてない完全没入型、イマーシブ・エスケープ体験。
あなたの勇気で、自分と仲間の未来を変えろ!
キャラクターと協力するとあるわりに、最大体験人数は120人。
キャラクターと、どのように絡むかは分かりませんが、ザ・シャーロックは【演劇の体験】と書きましたが、こちらは謎解き体験という要素が強いかも知れません。
次回は体験してみたいと思います。
江戸花魁奇譚(体験時間約70分)
ネタバレ禁止なので具体的な情報がありませんが、以下の事がわかりました。
最大30人での体験と料金を考えると、運営的にも気合の入ったアトラクションかと思います。
公式サイトによるストーリーは
ヨーロッパのとあるホテルで密かに開催される闇オークションに参加したあなた。
オークションの目玉である、妖刀「藤烏」落札の瞬間、不思議な声が頭に鳴り響き、江戸の花街へと誘われる。
200年の時空を超えて、妖しく幻想的な花街を巡りながら、あなたは次第に、妖刀「藤烏」に纏わる物語に取り込まれていく!
大切な人への“想い”から打ち出された“呪い”の刀。 妖刀が生み出してしまう“愛”ゆえの“哀”物語。 個性的な江戸遊郭の登場人物たちと共に、あなたもまたこの物語を紡いでいく一員となる! 哀しく、儚く、そして、とてつもなく美しい。
すべてが最濃密な、ジャパニーズ・イマーシブシアターの真骨頂が、ここから始まる!
個性的な登場人物たちと織りなす物語は総勢100パターン以上、ストーリーも行動次第で分岐していくとのことで【ザ・イマ―シブ体験】といったところでしょうか。
密室で登場人物が、目の前でいきなり亡くなるシーンもあるようなので、より没入感が強いかもしれません。
江戸花魁奇譚も非常に気になるアトラクションです。
第五人格 イマーシブ・チェイス(体験時間約12分)
スマホゲームの『Identity V 第五人格』をモチーフとした、スリル満点のリアル鬼ごっこ。
制限時間内に脱げ切れば勝ちという、まんまDead by Daylightを体験できるといったところ。
ゲーム『Identity V 第五人格』は知りませんでしたが、Dead by Daylightはプレイしたことがあるので、興味はありましたが、時間の都合で断念。
公式サイトには、年齢制限はありませんが、過激な内容を含むため、小学生以下は大人の判断、同伴をおすすめとのこと
第五人格 イマーシブ・チェイスに限らず、イマ―シブフォート東京全体に言えることですが、大人向けのアトラクションが多い印象です。
だからこそ振り切った演出ができるのかなと思います。
スマホゲームの『Identity V 第五人格』の世界に入り込み、ハンターから逃げながら制限時間内に5台ある暗号機すべてを解読し、脱出ゲートに向かう。スコアがあったり脱出の失敗などゲーム性が高いので何度も楽しめそう。
次回は体験必須。
【最新】イマ―シブフォート東京に行く前に知っておきたい
イマ―シブフォート東京はまだまだ発展途上。
今後様々なアップデートがなされていくと思います。
2024年 4月24日付けで分かっている新たな情報をまとめたいと思います。
新アトラクション「フォルテヴィータ事件簿」
「フォルテヴィータ事件簿」は4月26日よりスタートするアトラクションで、イマーシブ・フォート東京の館内全体を活用して繰り広げられるらしいです。
詳細は不明ですが、1dayパス6800円に二の足を踏んでいた方も、これだけで十分な没入体験ができるかもしれません。
個性が豊かすぎる15名の登場人物たちが、同時多発で朝から晩まで巻き起こす大騒動は、刺激あふれる町「フォルテヴィータ」をまるごと劇場空間に変えていきます。
ハリウッドばりの衝撃的なシーンの連続があなたの真横で、目の前で繰り広げられ、ハラハラ・ドキドキの大興奮、ドタバタ劇での止まらない大爆笑、そして恋愛映画のようなトキメキに、リアルに巻き込まれる新しい没入体験となります。
「ジャック・ザ・リッパ―」のあたりにBARが出来たらしい
私が行ったときは開いていませんでしたが新しくbarエリアが出来たみたいです。
多分「ジャック・ザ・リッパ―」の入口」付近だと思います。
アトラクション以外の楽しみ方
アトラクション以外の楽しみ方として、施設内のキャラクター?イケメン?美女?と出会うことが出来ます。
私が施設に入るなりいきなり声をかけられたのがこの方
マルコさんと言うらしい。
いきなり声をかけられ地図を渡され、着ていたシャツを褒められた。
最初のイマ―シブ体験。
陰キャでコミュ症気味の私に声をかけてくれたのは大きかったです。
このほかにもビアンカちゃんや
エドさん
この他にもいろんな方が施設内を歩いているらしい。
世界観を壊さないように、役に入りながらゲストのサポートをする彼らに会えるのも、一つの楽しみです。
私はいきなりで忘れましたが、彼らとぜひ写真撮ることをおすすめします。
結論:陰キャに限らず一度体験して損なし
実際体験してみての感想
皆さんの気になるのは価格と内容があっているか?だと思います。
今回私が体験できたのは
- ザ・シャーロック
- ジャック・ザ・リッパ―
- イマーシブ・ストーリーズ
- 【推しの子】 イマーシブ・ラリー
- パーティ・フェスタ!
イマ―シブフォート東京全体に言えることですが、大人向けのアトラクションが多い印象。
内容が振り切ったアトラクションも多いため、万人向けではないかも知れませんが、積極的に世界には入り込んでいけばより楽しめる。
陰キャにとって積極的に参加していくのは大きなハードルではありましたが、そんな私でも価格以上の体験ができたと感じました。
結論 料金は髙いが一度体験しても損はなし
また、イマ―シブフォート東京は、開園から1カ月しか経っていません。
今後、新アトラクションやお店やグッズが追加されていくと思うので、楽しみに待ちたいと思います。
私は地方出身なので気軽に行けませんが、ぜひリピートしたいと思いました。
迷われている方の参考になればと思います。
ではまた。
追伸
皆さんのイマ―シブフォート東京での体験もコメントいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
Tokyo Subway Pass
東京は2日間の滞在でしたが、旅行中電車での移動も多く交通費がかさみました。
Tokyo Subway Pass は電車の定額チケットで、東京メトロと都営地下鉄が利用できます。
東京都内を周るには便利なので、次回利用してみたいと思います。
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