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【NOPE】ロッテントマトで83%と高得点。メタファーと映画レビューについて。

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このNOPEという作品、ネット上では様々なメタファーが語られ、そのすべてを知らないと作品を楽しんだことにならないかのように語られています。実際それらを知ることでより作品の理解が深まります。ですが ふと思ったのはそれらを知らないと作品の価値が下がってしまうのか?

ですが本来映画は本編を見て楽しむものだと思っています。そんなわけでメタファーの在り方について考えてみました。

映画NOPEのスタート地点は?

そもそも監督ジョーダンピールがこの映画の製作を始めたのは2020年。コロナ禍の影響でハリウッドも一時休止状態の中「観客を映画観に呼べるだけのスペクタクル映画を作ろうとした」という思いがありました。実際IMAXで撮影された映像はクリストファーノーランのダンケルクの撮影監督でもあるホイテ・ヴァン・ホイテマの起用は監督の意図通りのスペクタクルという点で大きな効果を得ています。ぜひ大画面で見てほしいです。

⓶NOPEの様々なメタファーについて

NOPEは映像やストーリー、演出の面白さに加え、ネット上では様々なメタファーが語られています。もともとジョーダンピールはホラー映画でありながら、社会風刺や人種問題を大きなテーマとして描いてきました。おそらく様々なメタファーは、ほとんどは正解ではあると思います。

ですが

それらのメタファーを知らなければ本当にこの映画楽しんだことにならないのでしょうか?

実際、自分の好きな映画について、すべての事を知りたいと思う気持ちは分かります。ですが人それぞれの感性で画面に映る映像やストーリー、演出の面白さを堪能し面白いか判断する。人それぞれで良いシーンや響くセリフがあっていい。本来、映画とはそのような自由なものだった気がします。一定のの考えやメタファーを強要すべきではないと思います。

少なくとも子供の頃の映画体験はあくまで体験でしかなかった・・

ここからはメタファーの在り方からちょっと離れます。

⓷作品の価値は何で決まる?

現在は映画が公開されると考察動画が公開され、その考察動画もエンターテインメントになっています。そしてレビュー動画や感想動画を見て評価が高ければ面白い、見るべき作品と判断され、低ければ叩かれるといった傾向があります。

ですが本来エンターテインメントは一人一人の価値観で良いし、99人面白くなくても自分一人だけ面白いと言ってよいものだし、感想も一人一人違っていい。そういう自由なものだったはずです。

以前アーティストのプリンスのあるインタビューでこんな会話がありました。

インタビュアー 「今回の作品は1980年代の音楽回帰と言われていますが」

プリンス    「実際君はどう思った?というか君は僕の作品を聴くのと、レビューを読む のどちらが先だった?」

インタビュアー 「レビューを先に読みましたと答えました。」

プリンス    「レビューを先に読んだということは、レコードを聴く前に先入観を植え付けられ君は色眼鏡をかけてレコードを聴いたことになるよね?」

つまり、レビューという色眼鏡を通して作品を見ると、多くの人の作品の感想が、そのレビューと同じ評価になり、作品に対する解釈も同じになる。それは危険なのではと言っています。

レビュー動画や感想動画を見て評価が高ければ面白い、見るべき作品と判断され、低ければ叩かれる。もし、レビューの解釈がメディアによってコントロールされれば、作品の解釈は違うものになってくるでしょう。

ですが本来映画は、一人一人の価値観で良いし、細かい伏線やメタファーを知らなければならない義務もないし、考えやとらえ方も違ってよい単純にストーリーの面白さを味わうだけで良いと思うのです。作品をどのように楽しむかは一人一人自由であるべきだと思います。

こんな事をいろいろ書いておきながら、作品鑑賞後にはレビューや考察動画など一通り見てしまう自分もいますが・・

表題に戻ります。

⓸メタファーの在り方について

メタファーは本来は作品の中で語られるべきであって、監督のインタビューやパンフレットなどの作品の外で語られているメタファーを知らなければ、作品の面白さが半減するのであれば、作品としては失敗なのかなと思います。そしてメタファーは、後からいくらでもこじつけることが出来るんです。

これはあくまで個人の意見です。

その点、このNOPEという作品 メタファーとか考えずとも断然面白いし、監督ならではのズラした設定も効いてるし、終盤の展開はエモーショナルだし是非劇場で見るべき作品だと思いました。この映画ちょっとしたことでもネタバレになってしまうので、ここまでにしておきます。

結論としてメタファーなど気にせず、ぜひ映画館で見てほしい作品です。(しかも出来るだけ大画面で見てほしい)人にもぜひ勧めたい映画です。

先日公開されたばかりなので、あと数回は見たいですね。次回の記事では自分なりの考察を踏まえて解説記事も出したいと思います。

ではまた

ネタバレありで解説した記事はこの下から

ジョーダンピールの過去作『ゲット・アウト』『アス』はU-NEXTで見ることが出来ます。過去作を鑑賞してからNOPEを観ればより作品を楽しめると思います。

これらの作品は現在U-NEXTで見ることが出来ます。そして今なら初月31日間無料となっています

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