公開してからまだ間もないのでネタバレはしないで書きますが、結論私は鑑賞中泣いてしまいました。
オリジナル1作目から37年たったからこその脚本だったなと思います。
リメイク作ではなく、あくまでも過去作とのつながりがなければ、成立しない作品。
- 本作のテーマは『家族』
- 親から子への家族のバトン
父アイヴァン・ライトマンから、息子への【家族のバトン】
監督のジェイソン・ライトマンとアイヴァン・ライトマンの関係も、映画のストーリーも、それに当たります。
ジェイソン・ライトマンの作品はJUNOとマイレージマイライフの2作品しか見たことありませんが、ジャンルはいわゆるヒューマンドラマで内容を全然覚えてないですがいろいろ考えさせられた作品だったと記憶しています。(適当ですみません)
本作の本当の主人公はフィービーの母親キャリー
本作の話に戻します。
普通に考えて本作の主人公はフィービー(女の子)ではあると思うんですが、自分から見た主人公はフィービーの母親キャリーなのかなと思っています。キャリーは幼い頃に自分たちを捨てた父親イゴン・スペングラーを憎んでいます。
子供の頃からの苦労もあっただろうし、そして大人になった今でもシングルマザーとして子供を育て頑張っているのにアパート?を追い出され、子供にもうちの家族は破産だよなんて思われていますし。
でも本当に悲しかったことは
自分たちを捨てて出ていった父親に対し自分は必要とされていないと思っていたからだったんでしょう。
母親キャリーの過ごした長い年月と37年の重みが重なる。
その母親キャリーの過ごした長い年月と37年の重みが重なってくるんです。
そしてどうして父親は出ていったのか出ていかなければならなかったのか、それの理由が終盤に分かり、父親の本当の気持ちを知った時、過ぎた時間の壁が崩れていく。その感情の変化、家族の関係に涙してしまったんです。
ECTOー1(車)からでる銃座が胸熱!
そのほかには登場人物の背景がわかるように、丁寧スポットを当てていくことでいろんな人物に感情移入しやすいようになっていて上手いなと思いました。
あとはガジェットのECTOー1(車)から銃座が出たりゴースト捕獲機がラジコンになっていていたり、ゴーストとのチェイスの見せ方、構図も新しくてよかったです。
あとポール・ラッド(アントマンの俳優さん)も頼れるような頼れないような微妙な感じが良かったし。
ラストは人によって好き嫌いもあるかも知れませんが自分的には最高でした。
ハロルド・ライミスさんへの【家族のバトン】
続編という形をとったのはリスクもあったと思いますが、作った甲斐は大いにあったし何より前2作への愛ハロルド・ライミスさん(イゴン・スペングラー役)への愛に溢れたまさ【家族のバトン】にだったと思います。
それにしても主人公フィービー役の俳優さんがハロルド・ライミスに似てるなと思いました。特に顔をしかめたところなんか
血の繋がった孫なんじゃないかと思えてきます。
ちょっと前のはハリウッドはリメイクやリブートが多かった。昔の映画を新しいキャスト新しいVFXで作り直すやつですね。でも最近だとマトリックスやこのゴーストバスターズもそうですがオリジナルと同じ世界線で~年後という設定が増えてきました。
結局リブートやリメイクした方が、設定のつじつま合わせしなくて簡単ですしね。
以上「ゴーストバスターズ アフターライフ」鑑賞中に涙が出てきた。という話でした。
もし気になりましたら是非劇場に足を運んでみてください。
ではまた

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ではまた
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