レッチリファンにとって2019年ジョンが復帰してからの、ここ数年は怒涛の展開でした。
2021年にワールドツアーが決定。
4月アルバム「Unlimited Love」発売
2022年6月から Global Stadium Tourがスタート。
8月くらいに日本公演が決定。
10月アルバム「Return of the DreamCanteen」発売。
今回の日本ツアーは、半年以上ツアーを回り最高の脂が乗りきっており、ファンの期待値も高かったと思いますが、予想を軽く超えてきた彼らのパフォーマンスでした。
文字通り2月21日大阪城ホールが揺れ、熱気と合唱が沸き起こっていました。
席は遠かったですが、一生分魂に刻まれました
当日SNSを見ると行きたかったという声が、数多く上がっていました。
いろいろな事情で参加できなかった方に、自分が感じたことをすべてを書きたいと思います。
Red Hot Chili Peppersをサブスクで聴いてみたいという方に、Amazon Music Unlimitedを使ってみた感想をまとめました。
もし良ければ読んでみてください。
- 東京公演からのメンバーの気持ちの変化
- フリーが来日時、レストランでベースを弾く
- 席はどこから見れた?
- 物販について
- 大坂公演セットリスト
- ライブ全体の感想
- intro jam
- Around the World
- Dani California
- Scar Tissue
- Aquatic Mouth Dance
- Wet Sand
- Eddie
- Reach Out
- Soul to Squeeze
- The Heavy Wing
- Right on Time (with “London Calling” intro)
- Tippa My Tongue
- Californication
- What Is Soul? (Funkadelic cover)
- Carry Me Home
- Black Summer
- By the Way
- アンコール Under the Bridge
- Give It Away
- BAR 火星ツイスト(北海道、釧路市)
- ジョンの復帰について
- まとめ
東京公演からのメンバーの気持ちの変化
自分が参加したのは大阪公演のみです。東京公演での絶賛の声も多くありましたが、メンバー自身の声も上がっていました。
フリーが東京公演の夜に、インスタであげたコメント動画。
「LAからクソ離れてる日本でやるのが大好きだ。40年このバンドをやってるけど、今日のショーは今でで一番美しくて一番感謝しているショーのひとつだ。とにかく日本のファンからはめちゃくちゃ愛とリスペクトを感じるんだ。お前らにマジで感動した。今日出会ったみんなが大好きだ。」
フリーの言葉に逆に感謝する~!というか泣くで・・
こちらの反応を見ながら、次第に彼らの感情の変化、そして演奏も変わっていく。
ライブの面白さは、演者も含めその時にしか生まれない感情や興奮、それによるプレイの変化⇒観客の反応⇒そしてまたプレイが変わる。
ライブは、その時にしかできない演奏が必ずあります。
特に今回は、レッチリメンバー4人+キーボードのたったの5人の音しかありません。だからこそダイレクトに変化していくものがあると思います。
フリーが来日時、レストランでベースを弾く
フリーが、大阪のレストランでベースをプレイ。友人たちとの食事会レストランでベースを弾く一幕があったようです。
誰のベースを弾いていたのかはこちらの少年
しかし楽しそうにスラップするフリーや~
席はどこから見れた?
席はEブロックの2階席の上の方でした。
ちょっと遠かったですが、最初チケットが予約出来なかったので、参加できただけでも十分。熱気も十分。
席から見たステージはこんな感じ。
物販について
今回のツアーの物販、デザインがフリーの奥様、メロディー・エサニさん監修。
ビビットな色使いながらも洗練され、ストリートファッションや古着などを好む方は満足な商品だったと思います。
ですが、ホテルについた時点で長蛇の列。東京での物販の混雑を見ていましたし、地方からの遠征で、他にも寄りたいところもあり、潔く諦めました。⇒若干後悔もありますが、音を体感するのが目的でしたので・・・
送料はだいぶかかりますが、日本から直接購入も出来るようです。
改めて考えてみよか~
ツアーグッズは諦めてスニーカーを買った。
それがこれ!!
わかるいるんだろうか・・
大坂公演セットリスト
大坂公演セットリストはこちらです。
- Intro Jam
- Around the World
- Dani California
- Scar Tissue
- Aquatic Mouth Dance
- Wet Sand
- Eddie
- Reach Out
- Soul to Squeeze
- The Heavy Wing
- Right on Time (with “London Calling” intro)
- Tippa My Tongue
- Californication
- What Is Soul? (Funkadelic cover)
- Carry Me Home
- Black Summer
- By the Way
- Encore:
- Under the Bridge
- Give It Away
東京公演のセトリも十分良かったですが
大阪では東京で見れなかったWet SandやWhat Is Soul?など、レア曲も聴けたし、
Dani California、またScar Tissueが見れたのもファンとしては嬉しかったと思います。
個人的にはThese Are the WaysやWhatchu Thinkin’を聴きたかったですが、全部を聴くことは出来ませんし・・
それを考慮しても最高でした。
2022年からスタートしたツアーもは、大阪を最後に一旦終了し、3月から再開になります。
という事は大阪公演が実質最終公演!
今後何年か経ってEddieやBlack Summer、Aquatic Mouth Danceなどが、ライブの定番曲になっていくのでしょうね。
しかし、これだけ活動してきて、新たにライブの定番曲が出来ていくのも凄い。
ここで東京公演のみ、大阪公演公演のみの曲を、それぞれまとめてみました。
東京公演のみ | 大阪公演のみ |
---|---|
Can’t Stop | Around the World |
The Zephyr Song | Dani California |
Here Ever After | Scar Tissue |
Snow ((Hey Oh)) | Aquatic Mouth Dance |
Suck My Kiss | Wet Sand |
Nobody Weird Like Me | The Heavy Wing |
These Are the Ways | Right on Time |
What Is Soul? | |
直近ツアーのアルバムごとのまとめをレッチリスタッフがツイートしていました。
ライブ全体の感想
とにかく4人のパワーと会場の熱気に圧倒されました。ジョン以外は60歳という年齢を感じさせないパフォーマンスでした。
フリーもアンソニーも動きまくる。そしてジョンの笑顔が可愛い。
彼らがたった4人だけの演奏でここまでオーディエンスの心を掴めるのかなぜか?
それは
ベース、ギター、ドラム、歌というたった4つのアンサンブルを、究極まで追求し続けてきたからに他ならないと思います。
曲の初めや終わりなど、節目ごとにチャドの周りに集まり、タイミングなど合わせるのが印象的で、4人に音楽的に太い絆があるように思えた瞬間でした。
ここからは曲ごとの感想を。
なお記事の画像は、@ToshiAizawa さんのYOUTUBE動画をキャプチャーさせていただきました。
intro jam
定刻になると暗転、クラシックかわかりませんが、ロックバンドらしからぬ荘厳なSEが流れ、ジョン、フリー、チャドが登場、ライブがスタートしました。
フリーはまずは華麗にジャンプ、ベースを手に取り、3人が向かい合うとフリーがリフを弾き、それに2人が合わせジャムがスタート。
フリーのアクセル全開のリフに合わせ、ジョンが顔でソロを弾くんですが、一段もう一段とフリーがギアを上げていきチャドがそれに答えます。
いきなりの全開に会場のテンションが一気に沸点へ
このJAMだけで、ごはんがおかわりできました。
Around the World
intro JAMが終わったところで、すかさずフリーがペダル(歪み系)を踏むと、「会場はあの曲だ」と言わんばかりの雰囲気!
バッキバキの音でベースソロを弾き、盛り上がったところで静かにチャドの方へ近寄っていくフリー。
来るか来るか・・・・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 必殺リフ!!
会場に響き渡るフリーのリフとジョンのチョーキング。それと同時に登場するアンソニー。叫ぶまくるフリー➡ダンス
そして カオス
フリーは、飛び跳ねたり走ったり、
本当にあなたは60歳ですか? そして1曲目ですよ(笑)
その姿を見て楽しそうにギターを弾くジョン!➡自分のコーラスの出番を思い出して、慌ててマイクまで走ってくる可愛いジョン。
そうこうしているうちにAround the Worldが終了。
そこからチャドのサンバのリズムに合わせ、謎の大阪ソング(フリーの作詞)が
Dani California
謎の大阪ソングからチャドがソロを叩いた後。
このリズムは・・・・
Dani Californiaや~
東京ではやらなかったので、期待していた人も多かったはず。
リズムに合わせアヒルのように歩き回るフリー。
会場では大合唱が!!
歌うソロとはこの事だ!と言わんばかりや~
コーラス(サビ)に入ると、いつものようにヘドバンしながら弾くフリー。
と言わんばかりのソロを披露。
終わったかと思いきや、そのまま終わらせないのが彼等。
そのままJAMに突入し、またまたギアをUP!!
Scar Tissue
「次の曲は?」という声がちらほら聞こえる中で、ジョンのリフが鳴り響きました。
アルバム Californicationから、レッチリを聴き始めた自分としては思い出の曲。
カルフォルニアの空や、海岸線に沈む夕日が、目に浮かぶ😢
ジョンのギターソロの最中、いつものようにシャツをまくり上げ飛び回るアンソニー
Aquatic Mouth Dance
Scar Tissueが終わり、会場からはフリーコールが、それに即席ボイパで答えるフリー。
それに乗っかるチャド。
フリーのAquatic Mouth Danceのリフが響きわたり曲がスタート。
ベース好きにはAquatic Mouth Danceは上がる曲やで~
メインのリフを弾きつつ、合間合間にアドリブを挟むフリーのベースにしびれる~
曲が終わった後、アンソニーがMCを挟みました。
アンソニーから「今からいう事訳してもらえる?」と言われるフリー
アンソニー「みんな今夜の調子はどうだい?」
フリー「おまえたち 調子はどうだ!野郎ども!5$&$&!!!」
アンソニー「ここでみんなと盛り上がれてうれしいよ」
フリー「今夜は皆でパーティだぜ!!!マザーファッカーパーティナイ%&%$$#!!!!!!」
アンソニー「はじめようぜ」
フリー「YEAHHHHHHHHH!!!!!!!!」
湧きたつ会場。
Wet Sand
次の曲は?
と思っていると、ジョンのコードストロークが、
このイントロは・・・あのWet Sandじゃ~
Wet Sandやってくれる? 今ここで聴けるのか!
この時点で無事に涙腺が崩壊。
そして気付いたら、隣の方と肩を組んで歌ってました。
最期のコーラスの後、ジョンが叫んでソロに突入。
ここでもう一度号泣!!
Wet Sandの歌詞
曲の最期でWet Sandという単語が出てきます。
Wet Sand=濡れた砂では君は形成されない。
これは涙で濡れた砂では、君=相手は形成されない。過去に囚われている限り、君を思い出に出来ない。前に進めない。
「でも僕には出来るよ」と終わります。
こ彼らは何度も悲しい出来事に見舞われ、バンド存続もあやぶまれ、それでも前進することを止めずにきたか彼らのバンドの歴史を思い出し。
また自分自身の人生が思い出される。
そこでジョンが叫んでソロに突入。
このソロにこれらすべてが乗っかってくる。
ここで泣かない人がいますか? と私は言いたい!!
Eddie
Wet Sandが終わり次の曲を待っていると、ジョンとフリーが向かい合いEddieがスタート。
いや奴らマジで泣かせに来てるで!!
Wet Sandの次にEddieはないやろと思いながら涙が止まりません。
Eddieは東京公演ですでに演奏していたので、大阪で聞けないのではと思ってました➡しかも曲順が・・・・
以前Eddieに込めた彼らの思いも紹介しました。
ヴァン・ヘイレンは個人的にも直接ライブを見に行った、数少ないアーティストの一人です。
そんな過去の思い出と、彼らの思いが乗ったジョンのソロに号泣。
Edward Van Halen に敬意を込めライトハンド奏法でソロがスタート。ソロが進むにつれ熱を帯びていくギターは泣き叫ぶような雷鳴のように会場に響く・・・
Eddieは盛り上がる曲ではあるんですが、それだけではない何か思いが伝わってくる楽曲。
今、彼等はEdward Van Halenを思いながら演奏をしていると思うと、より一層こみ上げてくるものがありました。
Eddieについてまとめた記事はこちら
Wet SandからEddieの流れは序盤ハイライトでした。
ここでフリーのMC
「サンキュー大阪」
「今朝大阪城の堀を泳ぎました。」
「朝5時に」
「暗くて誰にも見られていないだろうし、水の中に隠れて泳ぎました」
「嘘だって言う人もいると思うけど、本当だよ」
そんなおちゃめなMCがありました。
Reach Out
他の曲と同じくジョンとフリーが向かい合って、Reach Outがスタート。
Aメロの旋律が印象的なこの楽曲。とは言えジョンのソロがあるわけでもないです。今後、詩を深く掘っていくと何かわかるかも知れません。Reach Outは地味な感想ですみません。
とは言えAメロのベースとギターが絡む旋律や、コーラスの爆発する所など聴きどころも多いです。
Reach Outはとにかく音を浴びるという感覚の曲でした。
Soul to Squeeze
Soul to Squeeze!
Soul to Squeezeも東京公演で演奏したので、大阪でも聴けると思いませんでした。
今回のツアーまで、レッチリのセトリを調べたことがなく、オリジナルアルバムしか聞いてこなかった為、今回のツアーで知った曲でもありました。(Soul to SqueezeはGreatest Hits に収録)➡聴けて良かった。
この楽曲は、歌詞の意味も知るとより染みてきます。
Soul to Squeezも会場全体で合唱が起きとったで~
コーラスの歌詞
Where I go, I just don’t know どこに行くのかわからない
I got to, gotta, gotta take it slow ゆっくり進むしかない
特にこの部分は バンドの今までの歴史を考えると感慨深い曲です。
自身の人生に当てはめることもありますけどね。
フリーのベースはSoul to Squeezでは歌うように弾き、Aquatic Mouth Danceではリフで聞かせる。特にライブでのジョンとの化学反応には聴きごたえがあります。
ジョンの復帰の陰にはジョシュとの別れがありました。バンドの歴史という面で避けては通れないと思うのですが、この話についての自分の考えは・・・
自分はジョシュ、デイブのどちらの時のアルバムもそれぞれに良さ好きがあります。そしてどの作品もその時のレッチリ4人が作り出したもの。 ですが、ジョンは他のギタリストに比べ3人と結び付きが強すぎた気がします。
ジョンとの化学反応が、3人にとって快感以上の音楽的何かがあるのかなと思います。どのアルバムもそれぞれに良さがあると言えば逃げになってしまうかも知れませんが・・ですがジョシュはちょっとかわいそうだなと思います。実際ジョンの復帰の前には、もう一枚アルバムの構想もあったようです。
とは言え、ジョンの復帰を無条件で許してしまうファン心理も正直あるので・・・ジョシュはジョシュで頑張っていただきたい。実際精力的に活動しており安心しています。
The Heavy Wing
Soul to Squeezで物思いにふけった次は、もはやライブ定番曲ともいえるThe Heavy Wingでヘビーにガツンと。
気分を変えるには良い選曲。この曲も会場全体が歌っていました。
以前The Heavy WingはJimi HendrixのLittle Wingへのアンサーソングだった!
という記事を書きました。良かったら読んでみてください。
Right on Time (with “London Calling” intro)
The Heavy Wingでヘビーにガツンと決まった次は、The Clash のLondon Calling でタイミングを合わせRight on Time。
Right on Timeは激しいラップ部分から、おなじみのオクターブ奏法のディスコ風になるという、組み合わせ方がまさにミクスチャーという感じの曲です。
自分はいまだにベースで弾けないんですがね~
それはな・・・練習が足りないんじゃ~!
Tippa My Tongue
続いてのTippa My Tongueはフリーらしいスラップが響き渡る曲。
Tippa My TongueのYEAHH、YEAH、YEAH、YEAH の掛け声もみんな歌ってました。
Tippa My Tongueを聴いた時、曲の構成がジョシュ期のDark Necessitiesに似ていると思ったのは、自分だけでしょうか?
とは言えYEAHH、YEAH、YEAH、YEAH の所はついつい歌ってしまいますよね。ジョンが入ることによって、そういう親しみやすさが増すのかもしれません。
そんな事を考えながら叫んでいる自分。
Californication
ジョンがギターをホワイトファルコンに持ち替えると・・・そうCalifornication。
Californicationの曲に入る前の、ジョンとフリーのJAMは、レッチリライブの見どころの一つです。
今回のJAMはフリーのスラップからスタート。
二人の音が徐々に近づいていき、次第に重なり合う様子は、毎回アドリブと言えど何とも言えずドラマティックです。
相変わらずアンソニーのVOもジョンのソロもセンチメンタル。
What Is Soul? (Funkadelic cover)
Californicationが終わると間髪入れず、What Is Soul? のリフへ
ジョンが軽くソロを弾いたところで、叫ぶアンソニー。
ここからは3人のソロ。
まずはフリーのソロタイム。ペダル(歪み系)を踏むと弾き、それにアンソニー独特のダンスで返します。
ここでジョンのソロタイム
ワウペダルを踏みフリーに負けじと弾きまくった後で、チャドに笑顔で返します。
この後のチャドが、本当に楽しそうな満面の笑みでドラムを叩きます。
全員で弾きまくったところでジョンが笑顔で終了。
この曲は聴くより演奏している方が何倍も楽しいんでしょうね。
Carry Me Home
Carry Me HomeのAメロはバンド・オブ・ジプシーズ(ジミ・ヘンドリックス)の要素が入っていると個人的には思ってます。
Aメロからのコーラスでは、一気にヘヴィに爆発するのがレッチリらしいです。
Carry Me Homeは、ジミヘン好きのジョンが発案かなと勝手に想像してます。
今回のライブはジョンにだいぶフォーカスしてるなという印象でした。
それもそのはずですよね。なんたって16年ぶりですから。
Black Summer
今回のツアー初期のBlack SummerではCalifornicationのようにジョンとフリーのJAMから始めようと試みていたようですが、最近はJAMなしですんなり曲に。
正直微妙な時もありましたが、結構キマってた時もあったので少し残念ではあります。
ジョン復帰後に初めて発表されたのが、Black Summer
メンバーも思いいれが強い楽曲だと思います。
Black Summerを聴きそろそろライブも終盤だなと思うと、寂しくなってきました。
Black Summerはギターのコードバッキングの途中で、合間にジョンらしいオブリを入れるところが好きです。
レッチリらしく最後のアンソニーのⅤoで静かに終わるところいいですね。
By the Way
Black Summerが終わり、半音下げで始まるBy the Wayの為、レイカーズカラーにペイントされたベースに持ち替えるフリー。
Uptown Funk風のリフを弾きながら肩慣らし。
By the WayのAメロの終わりロボットボイスも、SEではなくアンソニーがその場で歌ってた事を今回初めて知りました。
By the Wayにはレッチリの色々な部分が、詰まってると感じました。
激しい部分、センチメンタルなメロディ。フリーのベースソロ。アンソニーの独特なラップ風の歌唱。そのすべてが入って違和感なくまとまり、しかもアンセムでもあるという。
以前はBy the Wayはオープニングだったんですが、最近はライブの最期が多いですね。
大歓声に包まれ本編が終了。
モニターには会場が映され、思い思いのパネルを掲げる人たち。
特にTAYLORのパネルは印象的でした。
本編が終了し、頭の中でセットリストを、思い返していました。
アンコール Under the Bridge
舞台から一度おりて一度休憩し、アンコールの曲を決めている時間。大阪公演の盛り上がりはメンバーにどう映ったのでしょうか・・・
歓声の中ステージに戻り、弾かれたのはUnder the Bridgeのイントロでした。
Under the Bridgeは東京公演でやったので、正直 大坂公演でも聞けるとは思いませんでした。
会場が静寂に包まれる中ギターの音が響き渡りました。
歌い始めるアンソニーに合わせ会場全体が歌い、本日2回目肩を組みんで歌いました。
レッチリは演奏やパフォーマンスもさることながら、改めてメロディーが好きだなと心を持ってかれる瞬間でした。
最期の最後でもコーラス前に飛び回る60歳を過ぎたフリー。
銅鑼を鳴らすチャドとジョンとフリーが、向かい合って演奏が終わります。
Give It Away
最後はもちろんこの曲Give It Away。
アンソニーのⅤo、ジョンのGt、フリーのBa、チャドのDrも全部が均等に混ざることでしか作れない、彼らにしか出せないグルーブが会場を包み込みます。
曲の合間に何度もチャドに近づいていく2人が印象的でした。
最期のアンソニーのMC
アンソニー「ここにいる皆さんに深く感謝しています。お互いに親切に!また会いましょう」
とマイクを置いて去っていきました。
メンバーが帰っていく中、最後にチャドは客席のはじの方にも手を振りながら、ドラムスティックを投げます。
何度もお辞儀をし最後に深々と頭を下げ去っていきました。
BAR 火星ツイスト(北海道、釧路市)
このドラムスティックは北海道、釧路市のBAR 火星ツイストさんに現在飾られているようです。
北海道、釧路市に行く際は是非立ち寄ってください。
ジョンの復帰について
初参加のライブでしたが満足度200%でした。4人が真摯に音楽に向き合っている事が、伝わってきたし60歳過ぎても未だに現役でした。
ジョンの復帰についていろいろ思う事もありますが、自分は基本的に肯定派というか許しちゃう感じです。
ジョンとの化学反応が、3人にとって快感以上の音楽的何かがあるのかなと思います。賛否ありますが、それを求めているファンもいるのも事実です。
じゃあ、ジョシュのいた10年は何だったのかと思われる方もいるかもしれません。それについては全部含めてレッチリの歴史と思います。➡ずるいかもしれませんが・・・
何が正解で、不正解という事ではない。
どちらが上どちらが下という事ではなく、彼らが選択したことだけが事実であり、それを否定することは自分にはできません。
だからこそ、ジョシュも今の自分の道を突き進んでいるし、今後もジョンを恨むことはないでしょうし。
ただ彼らはその時その時ベストと思える選択を続けてきただけだと思います。
Soul to Squeezeの歌詞
Where I go, I just don’t know どこに行くのかわからない
I got to, gotta, gotta take it slow ゆっくり進むしかない
この歌詞に彼らの思いが集約しているのかなと思います。
まとめ
という事でここまで読んだ方がいらっしゃるかはわかりませんが、自分なりに思う事をレポートを書いたつもりです。
いろんな媒体でライブレポートが出てきています。主に東京公演が多いですが、ベース好きならどうぞ。
会場に行けなかった方に少しでも、雰囲気が伝わればと思い書かせていただきました。次回来日公演があるとすれば早くても4~5年後でしょう。その時に自分がどうなっているか。またレッチリ自体もどうなっているかわかりません。
明日の事も分からないのですから・・・
ただ日々彼らのようにベストを尽くしたいとだけは思っています。
もし感想コメントや、会場にいた方のコメントがあると非常に嬉しいですし励みになります。
では3月19日メキシコ公演まで
ではまた
Comments
やもりさん、ブログへのコメントありがとうございます。
先日のレッチリのライブ行かれたんですね。羨ましすぎます。
生Californication聴きたかったです。。。
またちょくちょく遊びにきますね(^ ^)
服部さんブログ見ていただいてありがとうございます。記事更新は月に5記事くらいではありますが、たまに遊びに来てください。